iPhone用に愛用していたBOSEのイヤホンが断線したので、Atomic Floydのイヤホンを買いました。
ちなみにBOSEのイヤホンの断線は2度目、いずれも同じ箇所で端子のところです。
一度目は保証期間内だったので無償で交換してもらったんですが、同じ箇所が2回というのは使い方が悪いのか、製品自体があまり強くないのか。
持ってたのはこれです。
BOSEのイヤホンが断線してから、しばらくはiPhoneに付いてきた純正のイヤホンを使っていたけど、やっぱり純正イヤホンの音には我慢できませんでした。。
ただ、純正イヤホンのリモコンの便利さを覚えてしまったのでリモコン付きのAtomic Floydのイヤホンにしました。
BOSEにもリモコン付きのモデルがあるし音自体は気に入っていたので、またBOSEのイヤホンにしようとも思ったのですが、また断線したらいやだし、同じのを買うのも芸がないのでやめました。
それに実はAtomic Floydのイヤホンはカッコいいので前から気になっていたんですよね。
買ったのはHiDefDrum AcousticSteelというモデルです。
いちおうヨドバシカメラでいろんなイヤホンを視聴してきたのですが、予算的にこれくらいが限界だしコストパフォーマンスがよさそうでした。
見た目も同価格帯では一番高級感もあっていい感じです。
リモコンの使い勝手も上々です。ただし、純正のイヤホンではボリューム調整もできたんですが、これはできません。
装着感も耳にぴったりはまる感じで不安はありません。
筆者はジョギング中にも使ってみましたが、外れてしまうようなことはありませんでした。
このイヤホンは結構重量があるほうだと思いますが、耳にはめてしまうと特に重く感じることもなく、快適な付け心地です。
ただ、ジョギング中に使うとリモコンが揺れるので、若干重みを感じてしまいます。
ジョギングする人はリモコンがないモデルのほうがいいかもしれません。
ちなみに前に使っていたBOSEのイヤホンは軽く耳に載せる感じで使いますが、着けているのを忘れるくらい違和感のない最高の着け心地でした。ジョギング中は外れそうで若干心許なかったですが。
さて肝心の音質です。
すでに一週間ほど使っているので、エージングもそこそこできていると思います。
聴いてみると音の解像度が高いというのはこういうことかと分かります。
高音も低音も十分に出ていますが、高音が強いようです。
以前、Audio Technicaのイヤホンを使っていましたが、音の傾向はAudio Technicaに近いかもしれません。
音の好みは人それぞれですが、筆者的にはもう少し高音が落ち着いていても良いかなと思いました。曲によっては少し聴き疲れることがあります。
ただ、エージングが進むともう少し落ち着くかもしれません。
購入直後は、音がボンボンした感じがあったり、サ行の声が痛く感じたりしましたが、だいぶ落ち着いてきています。
BOSEのイヤホンはとても温かみのある楽しい音でしたが作った音という感じがしました。
それに対してAtomic Floydはどちらかと言うと原音を忠実に再現する方向で、正統派イヤホンという感じがします。BOSEよりもジャンルを選ばない万能タイプです。
筆者は主にジャズやロックを聴きますが、ジャズには特に相性がよさそうです。
ロックもいいですが、高音が強い曲は少し疲れます。
このイヤホンは遮音性がいまいちという評価をききますが、筆者が今まで使っていたBOSEのイヤホンも純正のイヤホンもほぼ遮音性は無いものだったので、それと比べたら十分な遮音性です。
ただカナル型のイヤホンとしては確かに遮音性は低いかもしれません。
ですが筆者は外でイヤホンを使うことが多く、あまり遮音性が良すぎると危険なのでこの程度で十分というかちょうどいいです。
音漏れは良くわかりませんが、耳につけずに音を流しながらエージングしてたらシャカシャカ聞こえていたので、そんなに良くはないかもしれません。
もっといいイヤホンはたくさんありますが、コストパフォーマンスという意味では満足のお勧めイヤホンです。
ちなみに、Atomic Floydは断線しても安心の2年保証付です。
実はこの点も購入のポイントでした。
他にはゼンハイザーも2年保証のようですね。音的にはゼンハイザーのIE6とかも良かったのですが、ちょっと高かったなぁ。
ちなみに筆者は待ちきれないので現行モデルを買ってしまいましたが、年内にはAtomic Floydから新作のイヤホンが出るそうです。
遮音性などが高くなったモデルらしく、ケーブルの色が赤になるとか。
筆者は黒いケーブルのほうがいいなぁ。。